帳簿作成|クラウド会計システム利用でかんたん解決!

経理

事業を営む以上避けて通れないのが「帳簿」の作成です。

現金出納帳、預金出納帳、仕訳帳、総勘定元帳…

などなど、改めて考えてみるといろんな種類があって覚えるだけで大変です。

今回は、そんな色々ある帳簿もクラウド会計システム利用で、自動的にかんたんに解決できてしまうということについて解説します。

帳簿作成の必要性

帳簿の作成は、正直手間がかかって面倒だな、とお思いの方も多いかもしれません。

しかしながら、会社でも個人事業主でも、事業をやるうえで帳簿の管理は欠かせません。

なぜなら、納税のために事業の結果を税務署へ申告しなければならないからです。

税金の金額をどのように計算して導き出したのか、税務申告の計算をどのように行ったのかを確認するために基礎資料となるのが帳簿です。

事業年度1年間で発生する全ての取引を、完璧に頭に記憶できれば帳簿など必要ないかもしれませんが、普通は不可能です。ですから、実際に行われた取引を帳簿に記録しておかないとならないわけです。

取引の都度、帳簿へ取引を記録し、正確な税務申告書を作成するための証拠書類として備えておかなければなりません。

帳簿作成のもうひとつの必要性(割と重要)

税務申告のために必ず備えておかなければならないという理由の他に、実はもう一つ、帳簿に課された重要な役割があります。

それが「自社の成績を把握する資料」という役割です。

事業を営む最大の目的は「儲け」を出すことです。自分の営む事業が「儲かっているのか」「儲かっていないのか」、つまり黒字なのか赤字なのかを把握するのに「帳簿」は必要不可欠です。そしてその「正確性」も非常に重要です。

赤字ならば赤字となった問題点を見つけなければなりません。問題点を見つけるためには「帳簿」が必要不可欠です。

黒字ならば、黒字となった最大の強みをさらに活かせないか経営戦略を立てる、といった次へのアクションを起こさなければなりません。その強みが何なのかを「帳簿」が教えてくれます。

様々な事業のポイントを明らかにしてくれる資料が「帳簿」なんです。

帳簿作成のちょっとした裏ワザ

あなたは現在どのように「帳簿」を作成していますか?

パターン的には「自分で作成する」か「税理士さんなどの外部へ委託する」の2択でしょうか。

個人事業主、フリーランス、あるいは小規模な中小企業などでは、毎月の取引がある程度パターン化されていることが多いです。その場合の帳簿作成は、コツさえつかめばそれほど難しくないのですが、未経験の場合には帳簿作成ができるかどうか不安に感じている方も多いかもしれません。

そんなあなたへオススメするちょっとした裏ワザですが、起業後2年間くらい、税理士さんなどの外部へ委託して帳簿作成を全部やってもらいましょう。そして3年目からは過去2年分の帳簿を「虎の巻」として参考にして、自分で帳簿を作成してみるという方法です。

ただ、この裏ワザは若干コスパ悪いですよね。一番コスパがいいのは自分で帳簿を作ることです。

そこで、セルフ帳簿作成の難易度を簡単にしてくれるクラウド会計システムのご紹介です。

帳簿作成はクラウド会計システムなら自動で完成

1人で帳簿を作成するときの大切な相棒が「クラウド会計システム」です。

帳簿を作成するソフトは色々ありますが、中でも「クラウド会計システム」の特徴は簿記や会計の知識があまりなくても 帳簿が作成できるシステム構造になっている点です。

インターネットやパソコンの操作に慣れている人なら直感的に操作できるでしょう。

freee

クラウド会計の業界でパイオニア的存在のシステムがfreee(フリー)です。2016年8月デジタルインファクトの調査データでシェア№1です。利用している事業者数も60万件を超えているサービスです。

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全国3,630の銀行・クレジットカードと連動しています。銀行の取引情報から、自動的に取引を帳簿に記録してくれるので、事業用の決済をクレジットカードにしておけば自分で仕訳をする必要ありません。

また、お手軽なのは、スマホやタブレットでの入力が可能というところ。(専用アプリあり)システムアップデートも随時行われるので、税制改正があっても安心です。フリーランスのあなたなら、日々の帳簿から確定申告まで全てが完結します。帳簿の苦手なあなたに最適な会計システムです。


マネーフォワード

クラウド会計に非常に強いシステムを提供しているのがマネーフォワードです。マネーフォワードの最大の強みは、様々なソフトと連携して一括管理が可能という点です。

マネーフォワードにはクラウド会計の他に「勤怠管理」「マイナンバー」「給与計算」「経費精算」「請求書作成」などのシステムがそれぞれ用意されており、これらをクラウド上で全て連携し一括自動管理できます。

また、クレジットカードとも連携可能なので、取引の入力は不要です。ちなみにマネーフォワードでは開業支援特典付きのマネーフォワードビジネスVISAカードの申込も可能です。事業用として普段使いのカードとは別に専用カードを持っておくと、プライベートとハッキリ区別できるのでオススメです。

もちろん無料アップデートで税制改正・サービス改善の対応は万全です。プランは様々あるので、あなたの事業に合ったプランを利用できるでしょう。


弥生会計 オンライン

最後にオススメするのが弥生会計 オンラインです。何を隠そう管理人が利用しているのがこちらです。

管理人は割と年齢がそこそこいってますので「弥生」と聞くだけで安心感があります。昔から会計ソフト業界では有名な老舗です。それが弥生を選んだ理由です。ハイ。

実際の使用感も全くストレスなくサクサク使えていてラクラクです。取引を自動で取り込んで自動で仕訳もしてしまう機能があるので事務仕事が劇的に効率化します。

また、起業1年目の場合「初年度無料キャンペーン」やってたりします。(2015年1月以降に法人登記された方が対象)

あと、個人的に一番頼りにしているのはカスタマーサービスです。業界最大規模で充実のサポート体制が整っているので安心して利用できます。